2008-01-01から1年間の記事一覧
日本の組込み機器メーカーは長期レンジの商品戦略を立てずに商品開発を始めてしまうことが多い。今売っている自社商品や競合他社の商品に何か一つ機能を追加したものを作ろうとしてしまう。日本の同じ市場で競合するA社、B社、C社がこれを繰り返すので、時間…
三菱電機が携帯電話事業から撤退することを決めた。このニュースで驚いたのは三菱電機が作っていた携帯電話の数がシェアトップでもないのに2007年度で210万台もあったということだ。売上金額は1000億円とのこと。単純計算でも1台あたり4万7千円で売ったこと…
久しぶりにC++のコードを書いた。過去に作った Visual C++ 6.0 で作ったソフトウェアをまた、使わなければいけなくなったのだが手を入れるためには、Visual C++ 2005 に乗せ替えなければいけなかったからである。ちなみに、なぜVisual C++ 2008 にしないのか…
組込みプレス Vol.10 が発売になった。特集1 『できるエンジニアの“頭の中”徹底解剖』の記事が今回のブログで言いたいことと大いに関係あるのでまず、紹介しておきたいと思う。特集1 『できるエンジニアの“頭の中”徹底解剖』の執筆者は、福田 英徳さんで、『…
ソフトウェア開発の品質向上に関してプロセス改善が大事という話をよく聞くが、開発の現場にいるときはその重要性についてピンと来ていなかった。しかし、自分が現場のソフトウェアプロジェクトを支援する側に回って初めてソフトウェア開発のプロセスを定義…
組込みソフトプロジェクトにおける未熟な組織では、試行錯誤でシステムを作り上げてしまう。ここで、未熟といっているのは、先人の成功や失敗の経験を体系化したソフトウェア工学を使わず、かといって自分たちの成功や失敗の経験も体系化せず、ただその組織…
プロフェッショナルの条件2NHKプロフェッショナルの条件 第74回(2008年1月8日放送)の「修行は、一生終わらない」鮨職人 小野二郎を見た。小野二郎氏の店は2007年の暮れにミシュランガイド東京で三つ星を獲得した。でも、ミシュランで評価されたかどうかは関…
正月休みに『世界一やさしい問題解決の授業』(渡辺健介著)という本を読んだ。いつものように、まえがきを紹介したいと思う。【世界一やさしい問題解決の授業のまえがきより】 みなさんの将来の夢は何ですか? 今どのような悩みがありますか? 壁に直面した…