2007-01-01から1年間の記事一覧

組込みソフトの品質を高めるには設計の規範が必要

『組込み現場の「C」プログラミング―基礎からわかる徹底入門』という本が技術評論社から出版された。著者は SESSAME(組込みソフトウェア管理者・技術者育成研究会)となっており、過去に開催されたSESSAMEのセミナーコンテンツをベースにして、三浦元さんと…

ついに来たプロジェクトマネジメントを外部発注する時代

日経ビジネス 2007年4月2日号の特集記事 “抜け殻”正社員−派遣・請負依存経営のツケ−を読んで、ついにここまで来たかと思った。最近、システム業界では「プロジェクトマネジメント専門会社」が相次いで設立され、派遣人材の管理やスケジュール管理など本来は…

ETSSで測れないもの

ETSS(組込みスキル標準:Embedded Technology Skill Standards)が話題になっていて、技術者が自分のスキルをチェックしようという動きが出てきたのは歓迎すべきことであるが、ETSS では測れないものもあるのではないかという考えがずっと頭を離れないでい…

組込みソフトで成功できるエンジニアはひとにぎり?

最近、組込みソフトで「成功できる」「楽しく仕事ができる」エンジニアはひとりにぎりではないかと思い始めた。何を持って成功なのかという話はあるが、ここでは次の2つの条件を含めたい。 1. クリエイティブでやりがいがある。プロジェクトが終わったときに…

組込みでUMLは何のために使う?

あるソフトウェア技術者の方から、UMLについて問い合わせを受けた。その後、UMLツールやこの本を紹介したら次のような追加質問をもらった。【追加質問】詳しいご回答をありがとうございました。 書籍は早速購入しました。 UMLツールを使う上で、オブジェ…

組込みでUMLは何のために使う?

あるソフトウェア技術者の方から、UMLについて問い合わせを受けた。その後、UMLツールやこの本を紹介したら次のような追加質問をもらった。【追加質問】詳しいご回答をありがとうございました。 書籍は早速購入しました。 UMLツールを使う上で、オブジェ…

組込みソフトは「見える化」より「見せる化」

近年、ソフトウェアの分野で要求分析の重要性が叫ばれている。対象となるソフトウェアに求められている要求をしっかり分析することはもちろん重要だが、特定のクライアントがエンドユーザーとなるビジネス系の受託開発ソフトウェアと、特定の分野の不特定多…

日経ビジネス編集長の終わらない話 2.0が終わった

人気のポッドキャスト日経ビジネスオンライン『日経ビジネス編集長の終わらない話 2.0』が終わりました。このポッドキャストは日経ビジネスの井上裕編集長が、毎週金曜日に(週刊)日経ビジネス最新号の読みどころを中心に40分から一時間近くフリートークす…

組込みソフトの作り方[3]

マイコンがシーケンス処理からリアルタイム制御のコントローラにステップアップしたころ、割り込みを使うことで今までやっていた処理を横に置いて、急いでやらなければいけない処理に対応できるようになった。ただ、割り込みに使える要因は4つとか7つとか数…

組込みソフトの作り方[2]

組込みソフトの作り方[1] で、マイコンが登場したとき(1980年代前半)マイコンはハードウェアデバイスのシーケンスをトレースするために使われていたと書いた。マイコンはトレースする順番が変わってもROM上のプログラムを書き換えることで対応できるので重…